投稿

アノニム

 香港の学生運動について、微々たるものだが知識がついた。軽い感じで書かれているが力量あるんだよなぁ。原田マハ先生

グラスホッパー

 輻輳する人々の物語。その人たちは殺し屋で、みんな呼び名がとどろいている。訳ありである市井の人、鈴木を絡めた追いつ追われつでエンディングまで。文体がおしゃれなんだよなぁ。あんま好きではないが。ラストわからず。

残照の頂続山女日記

 あいかわらずの自分語り的な、文体なんだが、今回は、なんか鼻について、嫌だった。特に最後の女友達同士の手紙のやりとりが、キライだわ

同期

 今野便先生は、リズムがいいよな。

インディペンデンスデイ

 原田マハ先生の連作短編。腕あるなぁ。短い物語の中に起承転結があり、湊かなえ先生の作品にも通ずる連作中の人の繋がりがあって、最後は全体をつらなく独立というテーマで締める。素晴らしい。

地中のディナー

 クソつまんなかった。散文的でわけわからず、中盤少しだけ読めたけど、最後まで面白くなかった。唯一得たものは、ユダヤ人が喪中に裸足の慣習があるということ。著者のネイサンイングランダーはピュリッツァー賞受賞との事だが、こう大家の傑作というものは、買わない、読まないと心に誓った。おれでも書けるわ!

黙約のメス

 医療出身者が書いてると思った。医療面の内容が勉強になった。読みものとしても面白かった。